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peko-tinがゆく!

ゾウの涙

先日海外のネットニュースで、インドで50年以上も鎖で繋がれて虐待を受けていたゾウが、
保護された際に涙を流したという記事を読みました。





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十分な食べ物を与えられず、毎日鼻を伸ばしては旅行者に小銭を乞う仕事を
強要されて生きてきたインド象のラジュ。





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長年縛り付けられていた足枷の釘は、皮膚に深くめり込んでいました。

ラジュがどういう経緯で苦境に陥ったかは定かではありませんが、
おそらく子象の頃に密猟されたあと、オーナーに従うまで殴られ続けて育っただろうということ。

50年以上ものあいだ次々と取引され、これまで27人のオーナーの手に渡ったラジュ。

アフリカゾウは、仲間が死ぬと群れでそのゾウの死体の周りに集まり3日ほど留まったり、
仲間の死から約1年後、白骨化した仲間の骨がある場所を訪れみんなで交互に骨を撫でる行動をしたりと、
悲しみの感情や思いやりの気持ちを持っていることが認められています。
過去にブログ記事にしたゾウのタラの行動を見ても明らかですよね。

そんな知能の高い同じゾウであるラジュが、半世紀もの長きにわたり自由を奪われ
虐待を受けていたと思うと、胸が張り裂けそうでした(T T)
そしてその胸の痛みに、小学一年生の時に学校での読み聞かせで聞いた
「かわいそうなぞう」の絵本を思い出しました。


あらすじ(ウィキペディアより)

大二次世界大戦が激しくなり、東京市にある上野動物園では
空襲で織が破壊された際の猛獣逃亡を視野に入れ、殺処分を決定する。
ライオンや熊が殺され、残すは象のジョン、トンキー、ワンリー(花子)だけになる。

象に毒の入った餌を与えるが、象たちは餌を吐き出してしまい、その後は
毒餌を食べないため殺すことができない。 毒を注射しようにも、象の硬い皮膚に
針が折れて注射ができないため、餌や水を与えるのをやめ餓死するのを待つことにする。
象たちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく。


どんどんやせ細っていく姿を見るのに耐えられなくなった飼育員が、途中でゾウたちに餌をやってしまうも、
芸をしながら力尽きて死んでいく件には、幼心にものすごく悲しくなったのを覚えています。
周りにはお母さん方もいて、みんな号泣していたことも。

いつだって、人間の犠牲になるのは何の罪もない動物たち。
何十年経っても同じ過ちを繰り返し、私欲に走る人間こそ地球上で一番低俗で
野蛮な生き物なんだとつくづく思います。





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ラジュが流した涙は、やっと苦しみから解放された安堵感によるものだったのか、
もしくは足に食い込まれた釘の痛みからの解放によるものだったのでしょうか・・・。





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どちらにせよ、人間への不信感を払拭するにはかなりの時間が必要かもしれませんが、
保護区域で働く心優しい人たちに触れ、良い人間もいっぱいいるんだってことを知ってほしい。
動物以下の人間のせいで、知り得なかった「愛」を感じてほしい。
そして、長年受けてきた心と体の傷が癒えて、生まれてから今までずっと孤独だったラジュが、
これからは他のゾウたちと穏やかに幸せに余生を送れることを心から願います。

そして、ラジュを7月4日という記念すべき日に救出&保護してくれた
ワイルドライフ・SOSのスタッフに、幸せがたくさん降り注ぎますように。
素晴らしい活動を続けるあなた方のことを心から尊敬します。 本当にありがとう!!!


それでは、今日も良い一日を。





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by peko_tin | 2014-07-11 06:00 | 所感